【解説】博報堂スピーチライターが教える 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本

【解説&感想】博報堂スピーチライターが教える 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本 ビジネス

大和出版から出版されている、著者「ひきたよしあ」さんの書かれた本
博報堂スピーチライターが教える 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本」についてご紹介します。

結論から言いますと、この本を読んで実行することで、以下の効果が得られます。

  • 考えやアイデアが「思いつく
  • 頭の中で自分の考えが「まとまる
  • 自分の伝えたいことが相手へ「伝わる

実際に読んでみたところ、すぐにでも使えるテクニックが盛りだくさんでした。
この本は現在絶賛好評中の本で、2021/2/2に発表されたアマゾンで「売れているビジネス書」ランキング“でTOP15にランクインしています。

アマゾンの評価ではかなりのトップレベルの高評価で、レビュー内容からも高い人気があると分かります。
今回は、そんな大人気の本の解説をしつつ、私が「これは使えそうだ」と感じたテクニックをピックアップして紹介していきます。

この本の概要

この本の概要

企画書・プレゼン・交渉あらゆるシーンでもう困らない!

表現のプロが、5日間で“言葉にする力”が身につく25のメソッドを初公開します。

*語彙のボキャブラリーが増えて、会話に詰まらない

*「どうしてそうしたの?」に慌てず正確に答えられる

*急な質問が飛んできても、説得力のある話ができる

*1つの答えに固執しないで、あらゆる角度から考えられる

*相手の頭の中に、情景が浮かびあがるような説明ができる etc.

Amazon.co.jpから抜粋
https://www.amazon.co.jp/dp/B07T8YSHPH/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

この本をおすすめする3つの理由

この本をおすすめする3つの理由

ストーリー仕立てで理解しやすい

読者の方は、容易に内容を理解しながら読み進めることが可能です。
この本は主人公が実際にテクニックを使って成長していく過程をストーリー仕立てで書いているからです。

この本は入社3年目の山崎大が、自身のアイデアが思い浮かばない事や急な質問を受けた時にパッと答えられない事に対してコンプレックス(劣等感)を抱いていました。
ひょんなことから知り合った広告会社に勤める和田先生とのメールでやりとりが始まります。
和田先生より教わったテクニックを仕事で実際に用いて日々躍進していくというものです。

話すテクニックを紹介する本には、使い方の例は書かれているものの、どういう場面で利用すればいいのかイメージが湧かない場合があるかと思います。
それに対してこの本では、主人公への悩みに当てはまる部分もあり感情移入がしやすく、使用場面についてもイメージが湧きやすいです。
夢をかなえるゾウ」の簡易版のようなものです。

著者のひきたさんは、広告業界大手の博報堂に勤めていた経歴の持ち主で、まるで和田先生が著者のひきたさんであるかのような錯覚を受けました。

Point:誰かに教わりながら本を読み進めていくことで、テクニックを十分理解することができます。

5日間で習得できるようになっている

この本は大きく5段階に分かれており、5日間かけて実践していくことで着実に自分のものにできるようになっています。
いきなり25のテクニックを全部やろうとするなんて絶対に無理なので、少しずつ実践していくことで着実に身につけていくことができます。

その5段階(5日間)の内容は以下です。

  • Day1:頭の中にあるものを知る
  • Day2:考える習慣をつける
  • Day3:論理的に発想する力をつける
  • Day4:真に伝わる表現力を磨く
  • Day5:言葉に説得力を持たせる

簡単に言うと、
「脳を活性化させる練習」→「考える練習」→「型を身につける」→「表現方法を身につける」→「説得力が上がるコツを身につける」という流れです。

もちろん全部大事なのですが、一気に覚えることはポケモンを1日でクリアするほどに困難極まりないです。
1日目に怠けていた脳を活性化させて、2日目は深く考えられるようになって…など日々の練習を積み重ねて全てを身につけていくのです。

ポケモンでも、まずは今日はポケモンをたくさん捕まえて、次に草むらでレベルを上げて…みたいに順番がありますよね!

もちろん、きっちり5日間ではなく、1週間でも2週間でもかけて大丈夫です!

Point:5日間で学べるような構成になっている

すぐに実践可能なテクニックばかり

この本では25のテクニックが明記されていますが、そのほとんどは明日からでも使えるテクニックばかりです。
5日間構成ということからも、すぐに実践できるものが集められていると考えられます。
学校の宿題のように、本を読んで実際に使うということが可能です。

例えば、方法3で紹介されている「電車の外の風景を、そのまま実況中継しよう」という方法があります。
効果はさておき、毎日電車に乗る人であれば、頭の中でイメージすればいいだけですので明日からでも実践可能ですよね。

このように、本を読んで「よし!今からやってみよう!」とすぐに実践でき、確実に自分のものにしていくことができるのです。

Point:ほとんどのテクニックはすぐに実践可能

おすすめのテクニックと実際の活用方法を4つ紹介

おすすめのテクニックと実際の活用方法を4つ紹介

今回は25のテクニックから私がおすすめする方法を4つ紹介します。
そのテクニックがどのような場面で活用できるかについても紹介していきます。

30秒で、ものの名前を10個言ってみよう

「30秒で、ものの名前を10個言ってみよう」は本書で紹介されている1番目の方法です。
この方法の解説を読んだときに衝撃を受けました。

私たちはボキャブラリーがないため意思疎通をうまく取れていないと感じていたのですが、実際はボキャブラリー不足を感じているほとんどの方は色々な語彙を知っているのです。
でもなぜ話すときにパッと言葉が浮かばないかと言いますと、普段口にしていないからなのです。

例えば、図形の種類を30秒でできるだけ言ってみてください。

と言われて何個思い浮かびましたか?

私は、正三角形、正方形、長方形、楕円…など7,8個は思いつきました。
でも知っていたはずの、二等辺三角形、ひし形、平行四辺形などがパッと思い浮かばなかったのです。

知識としては知っているものの、普段口に出さないため、語彙が枯渇していってしまっているのです。
花火のように使わなければいざというときに使えないわけです。

じゃあどうすればいいのか?

本書では30秒でできるだけたくさんの単語を言う練習をすることで、頭の中の語彙を引き出す練習を積んでおくことが大事だと述べています。

例えば、ヨーロッパの都市、動物の種類、サッカー選手など。
私は、家の中とか会社の休憩中など、隙間時間を見つけて呪文を唱えるようにブツブツと言うようにしています。

とにかく普段からあまり口に出していない言葉を外に出してあげることで、いつでも準備万端の状態へ持っていくことが大事です。

Point:たくさん声に出して枯渇している単語を活性化させ、いつでも引き出せるようにする

覚えた単語を、「鏡の中の自分」に語りかけよう

単語をたくさん声に出すことが重要だと前述しました。
覚えた単語を「鏡の中に自分」に向かって話すことで、更に脳を活性化させることができます

やはり相手がいないとモチベーションも上がらないし、誰かに向かって話しかけることは非常に有効的です。
私は勉強机の上に鏡を置いて、自分に話しかけるようにしています。

覚えた単語は使わないとどんどん枯渇してしまうので、自分に語りかける習慣を取り入れましょう!

Point:「鏡の中に自分」に向かって話すことで、覚えた単語を定着させる

物事の真意を知るために、「なぜ」を5回投げかけよう

物事を深く考えられうようにするには、考えたことに対して「なぜ」を5回繰り返すことです。
これは「なぜなぜ分析」と呼ばれる手段で、トヨタ自動車より考案されたものです。

「なぜ?」を繰り返すことで、根本的な要因や考えに行きつくことができるのです。

例えば、
「私はアイスを食べたい」
「なぜ、私はをアイスを食べたいの?」→「非常に体が熱く、アイスを食べることで体を冷やしたいから」
「なぜ、体が熱くなっているの?」→「会社のエアコンが故障しており、暑い中で仕事をしていたから」
「なぜ、冷えピタシートを使用しないの?」→「昼ご飯が少なめだったので、冷やせてかつ腹を満たしたいから」

という感じで、「なぜ?」を繰り返していくのです。
そうすると「オフィス内のエアコンが故障しており、昼食も忙しさのあまりとることができていなかったから、私はアイスを食べたい!」と単純な主張に理由をつけられるのです。

この習慣を身につけておけば、急に質問を振られたときでも「~だから!」と理由や根拠を言い切れるようになります。

ちなみに5回と制限しているのは、繰り返しすぎると「なぜなら私は人間だから…」みたいな、超根本的な原因にたどり着いてしまうためです。

何かを主張するまえに「なぜ?なぜ?」と、しつこい上司になったつもりで繰り返してみましょう。

Point:「なぜ」を繰り返すことで、真意の要因に気付くことができる

書くときも話すときも、40文字を意識しよう

書くときや話すときは、「シンプルに短く」を意識しましょう。
諸説ありますが、本書ではワンセンテンス40文字以内で伝えることをおすすめしています。

話の長い人や文章を長く人は、結局相手に何を伝えたいのかというのが分かりません。
質問を受けると、ついつい余計な情報を付加したり、遠回しに行ったりしてしまいがちなのですが、シンプルが一番です。

例えば、
「消費税は、商品・製品の販売やサービスの提供などの取引に対して、広く公平に課税されますが、生産、流通、などの各取引段階で二重三重に税がかかることのないよう、税が累積しないしくみが採られています。」(95文字)

だと、長すぎて結局どういうこと?となりませんか。

基本的にワンセンテンスで伝えたいことはひとつに絞ることをおすすめします。
上記の例文は、以下のようにシンプルにしましょう。
「消費税は、商品・製品の販売やサービスの提供に対して公平に課税されます。生産、流通などの各取引段階で二重三重に税がかからない仕組みが採られています。」(36文字+38文字)

こっちの方が分かりやすいですよね。
今後は、メール、話、SNSのつぶやきなどはシンプルに書くことを意識してみましょう。

Point:40文字以内で伝えることで、相手は理解することができる

25のテクニック

25のテクニック
  1. 30秒で、ものの名前を10個言ってみよう
  2. 形容詞をいったん自分の中から消そう
  3. 電車の外の風景を、そのまま実況中継しよう
  4. 覚えた言葉を、「鏡の中の自分」にかたりかけよう
  5. なにかを得たら、3つ以外は捨ててしまおう
  6. 「人の頭で考える」クセをつける
  7. 日頃のなにげない行動ひとつにも、理由づけをしてみよう
  8. 「〇〇しばり」で要点を明確にして、頭の中を整理しよう
  9. 「〇〇という考え方」で仮説を立ててみよう
  10. 「ひとりブレスト」で脳みそに嵐を巻き起こそう
  11. 物事の真意を知るために、「なぜ」を5回投げかけよう
  12. 哲学者ヘーゲルの「弁証法」で、ピンチをチャンスに変えよう
  13. 伝える1人を決め、その人をすみずみまでイメージしよう
  14. 擬人化することで、相手と共通のイメージを持つ工夫をしよう
  15. ゴールから考えて、見えていないところを明らかにしよう
  16. 書くときも話すときも、40文字を意識しよう
  17. 「動かしたい動き」を具体的にたくさん入れてみよう
  18. 学校で習ってきた”常識”をいったん捨てよう
  19. 望遠レンズでズームするように「伝えたいこと」に迫ってみよう
  20. 主語を「私たち」にして、相手の気持ちを引き込もう
  21. 苦労や失敗談のネタを10個持とう
  22. 「あいまいな形容詞に変わる数字」、「『へえ~』という声が出る数字」だけを使おう
  23. メモ帳を持って街へ行こう
  24. 朝、その日の話題を仕込みまくろう
  25. 「ありがとう」をいまの5倍使うようにしよう

本書を読み終わった方へのおすすめ本

まとめ

今回は、「博報堂スピーチライターが教える 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本」についてご紹介しました。

本書をおすすめする理由は以下の3点でした。

  1. ストーリー仕立てで理解しやすい
  2. 5日間で習得できるようになっている
  3. すぐに実践可能なテクニックばかり

また、私のおすすめテクニックは以下の4点でした。

  1. 頭の中にあるものを知る
  2. 覚えた単語を、「鏡の中の自分」に語りかけよう
  3. 物事の真意を知るために、「なぜ」を5回投げかけよう
  4. 書くときも話すときも、40文字を意識しよう

また、25すべての方法についても掲載させていただきました。

どれもすぐに実践可能の方法ばかりですので、ぜひ本書を読んでみて明日からでも実践していってください。
そして、話すことに対してのコンプレックスをぜひ解消させてください!

0

コメント

  1. KenlyDause より:

    health sector in nigeria https://fmohconnect.gov.ng/

    0
  2. Nice weblog right here! Additionally your web site a lot up fast!
    What host are you using? Can I get your associate link for your host?
    I desire my web site loaded up as fast as yours lol
    0mniartist asmr

    0
  3. Actually no matter if someone doesn’t know
    afterward its up to other visitors that they will assist, so here it happens.

    asmr 0mniartist

    0
  4. This piece of writing is really a good one it helps new internet users, who are wishing for blogging.
    0mniartist asmr

    0
  5. Every weekend i used to go to see this site, because i wish for
    enjoyment, for the reason that this this website conations in fact fastidious funny material too.
    0mniartist asmr

    0
  6. 0mniartist より:

    I pay a quick visit daily a few sites and blogs to
    read articles, but this webpage provides quality based writing.
    0mniartist asmr

    0
  7. Magnificent beat ! I would like to apprentice while you amend your website,
    how could i subscribe for a blog web site? The account helped me a applicable deal.
    I have been a little bit familiar of this your broadcast offered vivid clear idea asmr 0mniartist

    0
  8. I’m truly enjoying the design and layout of your blog.
    It’s a very easy on the eyes which makes it much more pleasant for me to come here and visit more often. Did you hire out
    a designer to create your theme? Excellent work!
    0mniartist asmr

    0
タイトルとURLをコピーしました